現在、小諸幼稚園は今年3月末日の完成をめざして、2020年6から新園舎建築を行なっています。教会(愛と平和のことば)の上に立つ幼な子の居場所をコンセプトに、境内地にあった旧園舎を取り壊し、そこに新たに園舎を建てるものです。小諸幼稚園は2016年度より、幼保連携型認定こども園という制度による運営が展開され、その基準に見合った園舎とすべく、大きな調理室などを含めた2階建ての建物になります。旧園舎と同じ
L字の形です。L字のまま2階建てになります。1階の保育室3の屋上には屋上園庭を設け、地上園庭と併行した庭遊びを楽しむことが出来ます。また、この遊びにより、日常生活の中で非常階段を行き来することになるので、普段の遊びの中で自然に避難経路を身につけることも狙いの1つです。構造は、基礎の部分はメンテナンスがしやすいスラブ化(地下に電気・設備等の仕組みを見える化・腐食や破壊等を避ける)とし、その上の木造の建物は、長野県下の幼稚園施設では2番目となる「耐火木造建築」
となっています。部屋割は、下に示す平面図で確認することができます。1階には玄関(第1駐車場側)、3つの保育室、厨房、職員室、ロッカー、事務室を設置。2階には、保育室、ステージ付きホール、予備室、配膳室(ダムウエーターで厨房と連結)、園長室、図書コーナー、調乳室、屋上園庭(人工芝)を設置。
建築募金(寄附)について。
これまで建築募金をお寄せくださった方々には、心より感謝申し上げます。
建築募金は、おもに小諸教会と小諸幼稚園が関係している諸教会・諸幼稚園を中心に、協力依頼を行なっているところです。お志のある方は下にある「建築募金依頼書」をクリックして頂き、募金要項をご覧くだされば幸いです。お振込み先は趣意書に掲載しています。お振込み用紙をご利用の方はご一報ください。
なお、当園は特定公益法人なので、ご寄付くださった方へ領収書を発行する際、皆さまの所得税の一部が免除される書類を添付させて頂いています。せめてものお気持ちとご理解頂ければと思います。
インターネットバンキングをご利用の方へお願いです。ネットバンキングはとても便利なものですので、ぜひご活用いただきたいところですが、その場合は、お振込みくださるお方のお名前が、こちらではカタカナ表記となってしまいます。そのため、他人との混同を避けるためにも、お振込みくださった後でも構いませんので、その旨お知らせくだされば幸いです。ご協力のほど、よろしくお願いします。


今どんな感じ?
どこまで進んだの?
~ 写真で見る工事の進捗状況 ~
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2階ホールにつながる廊下の床張りが行なわれています。耐火木造構造のために、たくさんの石膏ボードによって骨組み(唐松の集成材)が見えなくて寂しい!と思っていたところ、廊下にこれだけの板が張られて行くとホッとします。各部屋の家具も取り付けられています。


2/14
日曜礼拝にN先生が来られたので、大工さんが工事している中でしたが一緒に見学しました。

造り付けの家具が届けられました。




鉄製の外階段にカラーセメントが入りました。




2/10
今日は園庭のイチョウとケヤキの伐採をしました。





2階からは、はるか遠くに北アルプスが見えました。


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2階のホール。
ステージの窓からは浅間山が見えます。十字架はぶどう棚の陰になるので、右側の壁にでも移動しましょう。
大型のエアコンが4台取り付けられました。これで、梅雨の季節のホール遊びも快適です。
冬には都市ガスを使ったファンヒーターが活躍します。



各保育室には床暖房のパネルが埋め込まれました。

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非常階段が取り付けられました。これは、地上の園庭と屋上園庭をつなぐ階段として使用します。


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解放的な2階の屋上園庭


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園舎を囲っていた足場の殆どが取り払われました。


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ホールの天井壁が仕上がりました。ここにぶどう棚が付けられ、スポットライトなどが取り付けられます。旧園舎の十字架もここに移植。

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入口の壁面に十字架と園名がつきました。これ、高輪ゲートウ
ェイ駅に真似てバックライトが組み込まれています。下の2枚の写真の違いが分かるかなぁ~。



左がライトを消した状態。右が点けた状態。
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だんだん形が見えてきました。今日は、いつものように日曜日の教会の準備のために、夜10時過ぎに仮園舎に行って来ました。仕事を終えて園舎内の水道を確認してみると、調理室の水道2本が凍ってしまって大変でし。1階と2階の保育室は5度、調理室への通路も5度、調理室だけが0.4度。これから極寒の季節です。皆さん、どうぞご自愛ください。





12/25
外周りの点検・検査が終わり、足場が少しずつ取り外されています。すると、だんだん新しい園舎の形が見え始めました。今日は各保育室と玄関入口の掲示板の色を決めて来ました。保育の視点を考慮し、実用性を重視したものを提案してきました。


12/13
2階の屋根。屋上園庭の上にあたります。今日は
曇っていて見えませんが、屋上園庭からは遠く北
アルプスの夕陽が沈む様子を見ることが出来ます
…が、幼な子の成長のためにはその時間にはおウ
チでゆっくりママと過ごすのがイチバンですね。
写真の中央に見える大きな建物は市役所です。


屋上園庭はそれほど広くはありませんが、ここには人口芝生が張り巡らされます。今の人工芝というのは、本物の芝とソックリです。最初目にしたときには本物だと思ったほどです。
ついでに、小諸駅のみどりの窓口の跡地に「Cafe小諸駅のまど」がオープンしました。オーナーは小諸幼稚園の卒園生。東京でのお仕事を終えて、娘さんと一緒に小諸に移住してカフェを始めました。このたび、お店の窓に小諸幼稚園の子どもたちがクリスマスをモチーフにした絵を描きました。どうぞ、皆さんも足を運んでみてください。






11/22
耐火石膏ボードでスバラシイ唐松材が隠されます。耐火木造建築でなければ材が見えたままでも良いのですが、幼児施設では耐火構造でなければNGです。幼な子たちの命を第一に考えれば当然のことですね。
11/11
保育室天井にはスバラシイ唐松材が見えます。ところが耐火構造なので・・・


11/11
2階のステージ付き多目的ホール。教会側の屋根から見た様子。


11/11
2階の屋根が張られて行きます。
奥には浅間山が見えますよ。
11/1
この日が今年のイチョウの見ごろでした。



10/11
取り付けプレートに唐松の集成材を使った支柱が立てられます。

10/4
コンクリートに予め取り付けられたアンカーボルトに、鉄製の柱取り付けプレートが沢山取り付けられて行きます。



所々、穴が空いているのはスラブ用の穴。

9/13
この時期には1日でほぼ乾燥して固まります。
9/12
いったい何台のコンクリートミキサー車が来たことでしょうか。コンクリートを流し込む人、それをエア抜きする人、コテで水平に均す人、すべて乾燥する前にやらなければなりません。腰に手をあててサボってるように見えて、若い職人さんに指示を出す人もいますよ。


8/30
型枠をつくり基礎工事の仕上げに。この上下1mほどの空間がメンテナンス用の空間になります。
8/8
土間コンクリートを敷き詰め、乾燥したところで筋金を組み込みます。


8/3
圧をかけた砕石の上から、さらに湿気防止の土間シートをかぶせます。
7/30
旧園舎が取り払われてみると、こんなにも教会が立派な姿だったことが分かります。
暗渠排水などを整えて砕石で固めます。
この砕石が入る前に地中に聖書が埋められました。御言葉の上に立つ幼な子の居場所なのですから。



7/6-7/28
地盤を改良して強化するための工事。旧園舎が解体されてから、色々なもの(問題点)が出て来て、本来は必要ではなかった工事が必要になってしまいました。
そのうちの1つは、旧園舎を壊したあとに、なんと園長宅の台所のお湯が出なくなってしまいまったのです。お風呂や洗面台は出るのに、なんで台所だけ?みんなで首をかしげる1ヵ月でした。今度の新園舎はスラブ式なので安心です。
その他にも、本来必要ではなかった工事と時間を費やすことになりました。子どもたちは、時折、このように散歩に来ては工事の進み具合を見に来てくれました。男の子たちは大型重機に興奮していました。(笑)

街の公園からも鉄製遊具が取り払われ、子どもたちのハラハラドキドキが養われる機会が少なくなって来た昨今、危険察知教育のためには絶好の鉄製遊具。メーカーからも「撤去したい」と言われたのにガンコに「ダメ、これは子どもの危険教育には大切なもの」と言い張って、これまで何度も修繕をくり返して来ましたが、ここでサヨナラにします。サビによる腐食が多いためです。
6/15-7/4
旧園舎の解体工事



5/29
最後の園舎に気持ちをこめて。

