日本キリスト教団
小諸教会
We are Komoro Church, belong to the United Church of Christ in Japan.
すべての人が神さまに愛され、招かれ、用いられています。
そのことを知り、そのことを語って行く所が教会です。
建築募金感謝
皆さまの心温まるご協力によって、63件の個人および団体より10,478,450円もの寄附が寄せられました。小諸教会が生み出した幼稚園の新園舎建築を祈りのうちにお憶えいただき、予算をはるかに超えるご寄付を寄せてくださいました。この9月末日をもってご寄付の受け付けを終了させていただくことをご報告申し上げると共に、皆さまのお励ましに支えられながら建築事業を進めることができたことを、あらためて心より感謝申し上げます。
また、竣工を迎えたことによるお祝い金をも多く寄せて頂きました。性質上、こちらは寄付としてのお取り扱いではないため、領収証と皆さまの確定申告の際に減免となる書面の添付を省かせて頂いております。しかし、万が一必要な場合には領収証のみの発行は可能ですので、必要な際にはご面倒でも小諸幼稚園までご連絡いただければ幸いです。
学校法人信濃キリスト教学園
幼保連携型認定こども園こもろようちえん
理事長・園長:山 田 伸
~ 写真で見る工事の様子 ~
3/16
引き渡しが終わるころには、外がすっかり暗くなっていました。

3/11
カメラマンが竣工写真を撮りに来ています。

3/7
いよいよ完成が近づいてきましたよ~~!!

東側から見た風景

正面玄関付近

教会と園舎の間

西側から見た風景
去年までの風景

エントランスホール



今度こそ登降園用の靴箱は建物の中につくりました。ポストも手づくりで大工さんの力作です。消火器の納戸内の来客用のスリッパ入れは山田工務店に依頼。


壁には掲示クロスを張って様々なお知らせを掲示します。
1階には、年少児用保育室・事務室(職員室)・調理室・年中児保育室・年長児保育室・予備室などをつくりました。

年少児保育室
ここは、旧園舎のときにはいちばん寒くて暗い部屋でしたが、今回は窓を大きくし開放的で明るく、床暖房の設置により温かい部屋になりました。駐車場から直結し、またゴムチップを敷いた中庭があるので、延長保育の部屋としても活躍します。
事務室、兼職員室

窓口カウンターは、あえて子どもの高さにしています。


職員室の奥にはシャワー付きのロッカールームを設置。
調理室

入口から入って右側

右の奥

入口から入って左側

左の奥
5つのパンと2匹の魚を調理します。

配膳窓

納品庫

検収室

調理員休憩室
年長児と年中児の保育室


中間の扉を開放すると、大きなホールになります。奥には両方の保育室から入ることの出来るトイレブースと納戸を設置。



納戸 1

トイレ

納戸 2

予備室
勝手口
各保育室前には園庭用外靴の下駄箱を設置


本棚とアナグラ

階段の踊り場には大型ホワイトボードが張られます。

親子で選ぶ階段を利用した絵本箱

アナグラ

ちょっとハラハラドキドキする空間
幼稚園づくりの考え方の1つに「見える化」があります。要するに保育者が子どもをすべて見えるようにすること。けど、それはマンモス幼稚園がやれば良いことです。すべての危険を取り除いてしまうと本物の安全教育は出来ないのですから。聖書に基づく幼な子の居場所づくりには、その子の自発性を尊重すべく、時に大人の視線から逃れることも必要なのです。



強化ガラスから下を覗くと
1階の靴箱が見えます。
アナグラ手前のホワイエには可動式の本棚があります。
これも大工さんの力作で重心が中央に集中する造りになっていて、可動式であっても倒れることはありません。


アナグラ周辺や階段には本棚を設置して親子でゆっくりと絵本を選べる空間にしました。スマホを覗きながら口だけで「帰るよ!ほら急ぎなさい!」と忙しくするママも、時にはゆっくりと腰をおろして幼な子と一緒に絵本を選んでほしい!と願ってのことです。
未満児の保育室

屋上園庭に直結する保育室

床暖も完備

ほふくスペース


未満児のトイレは母の胎を思う色に。
調乳室


屋上園庭

夏には小さなプールを出して水遊び。
雨でも外で遊べるウッドデッキ。
子羊たちのたわむれる場所


晴れると八ヶ岳や北アルプスがよく観える。
照り輝く光に
神さまの祝福を感じる場所
会議室

あらゆる会議や父母の会の活動のために。
お隣には羊飼いの小さな部屋が…園長室です。
配膳室


会議室の隣りにある配膳室。1階調理室からダムウエーターで料理が運ばれて来る。配膳室からはホールの様子が見えます。


ホールにはキャスター付きの収納棚をつくりました。これも大工さんの見事な仕上がり!ここに体操用マットやパイプ椅子などを収納します。




天井には通称「ぶどう棚」が。そこにLEDライトが取り付けられました。見た目と違って、ボールが当たっても、大人がぶらさがっても壊れないほどに頑丈です。
本年度の父母の会のご協力により、どん帳には「2020年度小諸幼稚園父母の会」という名を入れさせていただきました。2020年度はこれからの歴史の中で忘れてはならない年となりました。新型ウイルスによって未だ世界規模で人々が翻弄され続けています。また、とりわけ日本の政府やメディアによって「コロナ禍」=「コロナは災い(わざわい)」という言葉が生まれ、特定の会社の社員やそのご家族が今なお、言われなき差別や偏見という苦しみの中にあります。キリストの名を語る小諸幼稚園は、こういった社会的弱者とされる人たちに寄り添う群れです。
そんな艱難があった年に、イベントや行事の中止や自粛をくり返すことを父母の会にご理解いただきながら幼な子を預かって来たことを心に刻むために、この名を刻ませて頂きました。
ホールと未満児の保育室の外側にはバルコニーを設置。植栽もよし、遊びもよし、外行事の観覧もよし、多目的に使うことの出来るバルコニーです。未満児の保育室側のバルコニーは屋上園庭に続きます。



屋上園庭の芝は人工芝生です。今の人工芝生って、枯れ葉の部分も本物に忠実につくられているのですね。最初は、本物か?と思いましたよ。


今回の園舎は、教会の幼稚園でありながらも教会からは離れた場所に玄関を設置しました。送迎のし易さを最優先させたかったからです。でも、教会をスルーするのも寂しいことです。そこで、教会のイベント等をお知らせするために、このような看板を…これまた大工さん泣かせなものをつくって頂きました。
3/7現在、様々な機関の検査を受けるために、掃除やワックスがけなどが行なわれています。もう少しで引き渡しです。引き渡しが終わると園舎に保険をかけ、調理室や他の部屋の電気等の取り扱いの説明を受けているうちに、卒園式を迎えるころとなります。
職員は卒園式に向けて気をゆるめない時期です。新園舎の使い方もまだおぼつかない頃です。
したがって、今回、卒園園児親子のみ時間限定で内覧を行ないますが、下駄箱やトイレなどは使用しない形での内覧となることをご諒承頂きます。
ここから下は、昨年の6/15に旧園舎の解体が始まってから今年の2/10までの工事の様子について、断片的に紹介しています。
2/10
今日は園庭のイチョウとケヤキの伐採をしました。





2階からは、はるか遠くに北アルプスが見えました。
12/25
外周りの点検・検査が終わり、足場が少しずつ取り外されています。すると、だんだん新しい園舎の形が見え始めました。今日は各保育室と玄関入口の掲示板の色を決めて来ました。保育の視点を考慮し、実用性を重視したものを提案してきました。


12/13
2階の屋根。屋上園庭の上にあたります。今日は
曇っていて見えませんが、屋上園庭からは遠く北
アルプスの夕陽が沈む様子を見ることが出来ます
…が、幼な子の成長のためにはその時間にはおウ
チでゆっくりママと過ごすのがイチバンですね。
写真の中央に見える大きな建物は市役所です。


屋上園庭はそれほど広くはありませんが、ここには人口芝生が張り巡らされます。今の人工芝というのは、本物の芝とソックリです。最初目にしたときには本物だと思ったほどです。
11/11
保育室天井にはスバラシイ唐松材が見えます。ところが耐火構造なので・・・

11/11
2階のステージ付き多目的ホール。教会側の屋根から見た様子。


11/11
2階の屋根が張られて行きます。
奥には浅間山が見えますよ。
10/11
取り付けプレートに唐松の集成材を使った支柱が立てられます。

10/4
コンクリートに予め取り付けられたアンカーボルトに、鉄製の柱取り付けプレートが沢山取り付けられて行きます。



所々、穴が空いているのはスラブ用の穴。

9/13
この時期には1日でほぼ乾燥して固まります。

8/30
型枠をつくり基礎工事の仕上げに。この上下1mほどの空間がメンテナンス用の空間になります。
8/8
土間コンクリートを敷き詰め、乾燥したところで筋金を組み込みます。


8/3
圧をかけた砕石の上から、さらに湿気防止の土間シートをかぶせます。
7/30
旧園舎が取り払われてみると、こんなにも教会が立派な姿だったことが分かります。
暗渠排水などを整えて砕石で固めます。
この砕石が入る前に地中に聖書が埋められました。御言葉の上に立つ幼な子の居場所なのですから。



7/6-7/28
地盤を改良して強化するための工事。旧園舎が解体されてから、色々なもの(問題点)が出て来て、本来は必要ではなかった工事が必要になってしまいました。
そのうちの1つは、旧園舎を壊したあとに、なんと園長宅の台所のお湯が出なくなってしまいまったのです。お風呂や洗面台は出るのに、なんで台所だけ?みんなで首をかしげる1ヵ月でした。今度の新園舎はスラブ式なので安心です。
その他にも、本来必要ではなかった工事と時間を費やすことになりました。子どもたちは、時折、このように散歩に来ては工事の進み具合を見に来てくれました。男の子たちは大型重機に興奮していました。(笑)

街の公園からも鉄製遊具が取り払われ、子どもたちのハラハラドキドキが養われる機会が少なくなって来た昨今、危険察知教育のためには絶好の鉄製遊具。メーカーからも「撤去したい」と言われたのにガンコに「ダメ、これは子どもの危険教育には大切なもの」と言い張って、これまで何度も修繕をくり返して来ましたが、ここでサヨナラにします。サビによる腐食が多いためです。
6/15-7/4
旧園舎の解体工事



5/29
最後の園舎に気持ちをこめて。

